
今回はSHARPのミドルレンジ端末である「AQUOS sense8」をお預かりいたしました。
電源ボタンが反応しなくなり起動できない状態とのこと。
AQUOS sense8シリーズで非常に多い症状です。
電源ボタンの部品流通はほぼなし

電源ボタンは頻繁に操作する部品のため、経年劣化が早く壊れやすい部品ではあります。
しかしながら、AQUOS sense8では発売から日が浅いにも関わらず修理依頼が多くなっています。
通常であれば、パーツ取り寄せを行い交換を行うだけの簡単な修理です。
ところが、AQUOSシリーズのスモールパーツは流通が非常に少なくなっています。
例に漏れず、当機種の電源ボタン部品もまず入手ができません。
そのため、多くの修理店では基板移植等の案内となり新しい端末を購入する以上の金額で見積もりが出されます。
電源ボタン自体の修理で安価に修理が可能です

残念なことに、当店でもAQUOS sense8の電源ボタン部材を入荷できることは稀です。
ではどのように修理を行うかといえば、電源ボタンそのものを修理いたします。
当機種の電源ボタン故障の原因の多くは、パーツ内での断線です。
そのため、原理的にはその断線してしまった箇所をつなぎ直せば正常な動作に戻ります。
とはいえ、当作業は顕微鏡がほぼ必須な上、つなぐ箇所の特定が必要なため殆どの修理店では対応できません。
その点、スマホ修繕堂では経験あるスタッフが在籍しておりますので問題なく修理可能です。
実際の修理

実際の修理の様子です。
まずは、壊れていると推察される電源ボタン部品を取外し本当に壊れているのかを検査します。

実際に壊れてしまっていることがわかれば、断線箇所を修復します。

断線後、仮組みを行い指紋センサ含め問題なく動作することを確認してから組み立てます。
データそのままで修理対応

このようにスマホ修繕堂では、高度な技術力で修理対応を行っております。
AQUOS sense8の電源ボタンが押せない症状でお困りの際はお気軽にご相談ください。


