AQUOS zero2 起動不可修理 – CPU BGAリボールで復旧
AQUOS zero2
症状
AQUOS zero2の電源が入らなくなったとのことで、郵送にてご依頼いただきました。
充電を試みても反応がなく、完全に起動不可の状態です。

外装に目立った損傷はなく、落下などの衝撃履歴もないとのことでしたが、基板レベルでの不具合が疑われたため、開封して詳しく診断しました。
診断

分解して基板を取り出し、顕微鏡で各部を確認しました。
AQUOS zero2(SH-M13)はSnapdragon 855を搭載したハイエンドモデルで、軽量なガラス筐体が特徴です。
基板はコンパクトに設計されており、CPUをはじめとする主要チップがBGA実装されています。
通電チェックを行ったところ正常な起動シーケンスが確認できず、CPU(SoC)のハンダボール(BGAボール)に問題があると判断しました。
BGAとはBall Grid Arrayの略で、ICチップ裏面に格子状に並んだ微細なハンダボールで基板と接続する実装方式です。
経年劣化や熱ストレスの蓄積によってボールが変形・断線すると、チップが正常に動作しなくなります。
スマートフォンの突然の起動不能はこのBGA不良が原因のケースが少なくありません。
作業内容

CPUを基板から慎重に取り外し、リボール作業を行いました。リボールとは、劣化した古いハンダボールをすべて除去したうえで、新しいボールを再形成する作業です。
まず古いハンダをフラックスと熱風で除去し、チップ底面およびランドを丁寧にクリーニングします。
その後、機種専用のBGAステンシル治具にチップをセットし、ハンダボールを均一に配置してリフローします。
再形成されたボールの状態を顕微鏡で確認したうえで基板へ再実装しました。

組み付け後に通電確認・起動確認を行い、各機能が正常に動作していることを確認してから返送しました。
基板修理・BGA修理について
起動しない・突然電源が落ちる・充電しても反応がないといった症状の中には、CPUやメモリなどのBGAチップの不具合が原因のケースがあります。
一般的な修理店では対応が難しい高度な作業ですが、スマホ修繕堂では顕微鏡・リワークステーションを用いた基板レベルの修理に対応しています。
他店で修理不可と診断された端末でもお気軽にご相談ください。郵送での受付も承っています。
修理の詳細
AQUOS zero2
郵送修理のご案内
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スマートフォンが正常に使えない…という不安な状態を、私たちが解消します。修理のお見積りやご相談は無料ですので、お問合せフォームから、まずはお気軽にご連絡ください。
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