スマホ修繕堂では、お客様のご要望に答えるべく3種類のパネルをご用意しています。
今回はそのパネルの品質差についてご紹介します。
早見表
上記の表に結論が詰まっています。
基本的には、互換パネルか純正同等パネルでの交換をオススメしています。
1.「純正同等パネル」修理後も今まで通りに使いたい方に!
iPhoneの画面交換で一番オススメなのは純正同等パネルです。
当店でも約7割のお客様にお選びいただいています!
このパネルは再生パネル、リペアパネルとも呼ばれます。
その名の通り、純正品のパネルを修理した画面になります。
品質:純正再生品あるいは取り外し品
写真のように割れてしまったガラスだけを専用の機材で剥がし、新しいガラスを貼り付けて作られます。
一見中古品のようにも思えますが、液晶やタッチセンサ共に純正品のため、色味や操作感が今まで通りな点がメリットです。
その反面、製造に手間がかかるので費用が高くなってしまう点がデメリットとなります。
また、場合によっては新品取り外し品のパネルを使用する場合があります。
もちろん、全てのパーツが純正品のため品質は高いのですが、流通数が限りなく少なく費用も高額になりがちです。
タッチパネルの構造:インセル
タッチセンサがバックライトに組み込まれているため、画面の写りに影響がなく、パネルを薄型化しやすいメリットがあります。
メリット
純正品と同等品質のため、修理後も色味や操作感が変わらず使える点がメリットです。
デメリット
修理金額が、比較的高額になってしまう点がデメリットとなります。
しかしながら、正規修理に比べては安いことも多く、データを残して修理ができる点にも注目する必要があります。
2.「互換パネル」安価にiPhoneを修理したい方に!
続いてご紹介するパネルは互換パネルです。
一般的にコピーパネルとも呼ばれるもので、その名の通り純正品を模造して製造されたパネルになります。
製造メーカやロットにより品質にかなりのばらつきがあるのが特徴です。
品質:組立品あるいはスーパーコピー(SC)品
当店の互換パネルは組立品あるいはスーパーコピー品を使用しています。
組立品は純正工場ではない工場でパネルを組み立てたものです。
スーパーコピー品は純正品と同じ構造のパーツを使用したパネルです。
コピーパネルの中では一番品質の高い部類のため、比較的費用が高くなります。
タッチパネルの構造:インセル(TrueTone対応)
純正品と同じインセルと呼ばれるタッチパネルの構造をしています。
そのため、パネルの厚みも純正品とほぼ変わりません。
メリット
コピーパネルで有りながら、純正品と同様の構造をしていることがメリットです。
もちろん、色味や操作感は若干変わりますが今まで通り近い状態を維持しつつオトクに修理ができます。
デメリット
互換品の中でも高品質なものを使用しています。
そのため、一般的な修理店と比べると若干費用が高めです。
3.「廉価パネル」修理翌日には買い替える方に!
最後にご紹介するパネルは廉価パネルです。
コチラも互換パネルの一種ですが、かなり品質の下がるものとなります。
修理を希望される方の中には、全く操作のできない画面を修理して取り敢えずバックアップを取りたいと考えられている方もいらっしゃいます。
そんな方に、高品質なパネルを使用しても費用ばかり高額になってしまいます。
そのため、修理後の一時利用用としてこのパネルをご用意しています。
品質:コピー(A)品あるいはアウトレット品
廉価パネルではA品と呼ばれる、コピーパネルの中でもグレードのかなり低いものを使用しています。
液晶の色味はかなり青白くなります。
また、場合によってはアウトレット品と呼ばれるリペアパネルの組み立て不良品を使用します。
これらは、液晶にドット抜けが有ったり、ガラスと液晶の間にゴミや気泡が混入しているものの、操作はできるものとなります。
タッチパネルの構造:アウトセル
タッチパネルに関しては、アウトセルと呼ばれる液晶の上にタッチセンサを貼り付けたものとなります。
ガラスのすぐ下にタッチセンサが位置することとなるため、ガラスに圧力が加わったり、割れたりした際に直ぐにタッチ不良に繋がりやすいことが特徴です。
また、液晶の上についていることから色味に影響する他、パネル自体が1mm程度厚くなります。
そのため、落下時にガラスが割れやすいことも特徴です。
メリット
所謂格安修理店で使われているパネルと同品質なもののため、格安で画面交換が可能です。
デメリット
前述の通り品質の低いパネルのため通常利用はできません。
まとめ
以上のように、当店では3種類の品質別パネルをご用意しています。
お客様の利用用途にあったパネルをお選びいただければと思います。
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