今回はiPhone12 Proの修理を承りました。
明るさを操作しても最低の明るさのまま変わらなくなってしまったとのことでした。このような故障には複数の原因が考えられます。再起動したら直るということもあるので、まずは再起動してみるのも大切です。今回は再起動してもだめだったので他の原因を探していきます。そこで手がかりになったのがお預かりした端末のFace IDとTrue Toneが故障していたことです。これらの機能が壊れる原因はまた複数ありますが、両方同時に壊れるとしたらパネルの上部についているインダクションが壊れているのではないかと目星をつけました。
インダクションを仮付して、再起動したところ、問題なく明るさを調節できるようになりました。そのため、今回はインダクションの交換修理となりました。ただし、インダクションが壊れて交換してしまうとFace IDとTrue Toneは使えなくなってしまいますので、注意が必要です。