Galaxyの国内専売モデルであるFeelシリーズ。
その初代である「Galaxy Feel」の画面交換修理を承りました。
Galaxyにしては珍しくオシャレなカラーの多い当機種ですが、ディスプレイの構造上落下時に表示不良が起きやすい問題を抱えています。
今回の端末も例に漏れず、落下後に画面が映らなくなってしまったとのことで修理をご依頼いただきました。
この状態だとバックアップを取れない上、メーカ修理ではデータを消されてしまいます。
その点、スマホ修繕堂ではデータそのままで修理ができるため安心です。
端末の分解
バックパネルから分解を進めていきます。
Galaxy特有の接着剤が使われており、剥離にはかなり苦労します。
更にブラケットを取り外すと基板が露出します。
フレーム付きパーツで交換
「Galaxy Feel」では原則としてフレーム付きパーツで画面を交換します。
というのも、有機EL搭載端末としては珍しく全面ベゼルにも色がついており、フレームカラー=画面カラーとなるためです。
フレーム付きパーツは値が張る反面、側面フレームごとの交換なので落下時の打痕も消え新品同様に修理が可能です。
仮組みで動作確認
仮組みして起動を試みると無事に画面が表示されました。
勿論、データはそのままです。
フレーム付きパーツは修理が大変?
お客様には嬉しいフレーム付きパーツも修理や的には嬉しく有りません。
というのも、通常の画面交換では必要のない細かいパーツ類の移植が必要となるためです。
もちろん、新しいフレームパーツには必要最低限のパーツしかついていないため、充電口やカメラ等のパーツは元端末のものを利用する必要があるわけです。
無事に修理完了
とは言え、通常の画面交換と違い修理後は新品同様になるので達成感があります。
各部のパーツ動作チェックは入念に行い、以上がなければお客様にご返送です。
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