Switchではもはや見慣れたイヤホン折損によるイヤホンジャックの詰まり。
どうしても小さいお子様が使う分こういったトラブルは起きがちです。
しかし、今回ご依頼いただいた端末は「Switch (有機ELモデル)」。
当モデルのイヤホンジャック修理は初かもしれません。
基本的な構造は変わらず
ネジを外す位置等は変わりましたが、基本的な構造は従来モデルと同じです。
バックパネルを外すとサーマルプレートがお目見えします。
従来モデルとは違い、Wi-FiとBluetoothのアンテナ線が走っているため取り外しは若干面倒になっています。
サーマルプレートを外すと本体基板のお目見えです。
概ねのレイアウトはSwitchシリーズ共通ですが、大きく変わった点が一つ。
モジュール化しすぎのサブ基板
「Switch (有機ELモデル)」の中身で大幅に変わったのがこのサブ基板です。
この基板にゲームカードスロット、イヤホンジャック、MicroSDカードスロットがまとめられています。
今まで別々に交換できたパーツがまとめられてしまっているのは、修理において費用が高くなってしまう点でマイナスです。
イヤホンジャックのみ交換
イヤホンジャック単体のために、サブ基板をまるごと交換するのは費用対効果が悪すぎます。
そのため、今回はイヤホンジャック単体をハンダ作業で交換しました。
本来であれば専用品を使うところですが、今回は入荷の目処が立たなかったため従来モデルのイヤホンジャックを加工して取り付けています。
勿論、機能には影響ないことを確認していますのでご安心ください。
(※2022年11月現在ではパーツ入荷があり専用品で対応しています)
無事に改善
無事にイヤホンが刺さる様になりました。
この後、音の出力やその他パーツに影響が出ていないかしっかりと確認してお客様へご返送になります。
修理の詳細
機種 | Switch (有機ELモデル) |
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症状 | イヤホンジャック詰まり |
修理メニュー | イヤホンジャック交換修理 |
料金 | 料金表ページはコチラ |
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