本日はiPad mini(第4世代)のバッテリー交換を承りました。
iPadのバッテリー交換もiPhoneと似たような行程になります。分解して、バッテリーを外して、新しいバッテリーを仮付して問題なければ本付して組み直すという行程です。しかし、iPhoneよりも遥かにバッテリーが大きいため、気をつける事が増えます。(今回お預かりしたminiシリーズはiPadのなかでは比較的小さい方ですが。)
iPadの大きさや厚みからある程度想像がつくとは思いますが、そのバッテリーは薄くて大きい形をしています。そのため、iPhoneのバッテリーと比べると折れや破れなどの損傷が発生しやすいです。スマホやタブレットに使われているリチウムイオンバッテリーは、損傷させると火を吹いたり爆発する恐れがあります。そのため、損傷しないように慎重にバッテリーを外す必要があります。
今回は無事外すことができました。無理に力を加えずに、粘着を弱めながら慎重かつゆっくり作業していかなければなりません。外してしまえば、後は新しいバッテリーを付けて組み直して修理は完了です。
最近は個人でもiPadのバッテリーやそのための工具などを比較的安価で手に入れやすくなっています。しかし、バッテリー交換はバッテリーを損傷させるという大きなリスクが伴います。個人で修理するのが悪いとは言いませんが、不安を感じる方は是非当店にご依頼ください。